メディアビル、共用部リニューアルいたしました。
那覇市、新都心にある、メディアビルの共用部をリニューアルいたしました。
竣工写真をご覧下さい。
今回のメディアビルは「リゾートガーデンオフィス」をコンセプトとしてデザインを行いました。
通常、事務所ビルのホール、廊下、トイレ廻りは機能優先でインテリア的にはデザインを施さない事が多いのですが、逆に捉えるとこの共用部分の空間作りがオフィスビルの印象を与える部分と言えます。
オフィスガーデンリゾートにしたのは、本土企業が多数入居する同ビルに沖縄が持つリゾート性を付加する事で、快適なオフィス空間を精神性から入居者へご提供し、活力ある企業活動が行われる願いを込めたものです。
具体的には、床のカーペットタイルはオリジナルプリントした石畳の柄を施し、古都首里をイメージしました。
実際に首里の石畳を撮影したものをパターン化しています。
壁に関しては、9層ある各階にテーマの熱帯花木を決め、オリジナルプリントのクロスを施し、単調になりやすい廊下に個性を出す事に成功しました。
トイレでも、テーマの花木をカッティングシート貼りし、一部腰壁には琉球石灰岩の乱張りを施す事で、無機質な空間となりやすいトイレを沖縄のアイデンティティと個性的な空間へ変える事を試んでいます
各階のEVホールには、琉球石灰岩と木を織り交ぜた壁と、外部開口部の前には、ヒンプンに見立てた花ブロックの壁を設け、明るすぎる自然光のコントロールという機能を持たせています。また、9層のフロアを3つに分け、
植栽業社3社に提案型で観葉植物を自由に配置してもらう試みをしています。
1階のホールについては、ガーデンリゾートのコンセプトのシンボルツリーとなる高さ6メートルの「ヤマドリヤシ」
通称アレカヤシをエントランス正面に配置し唯一ある二層吹き抜け空間をダイナミックに演出しています。
その廻りの壁には木製ルーバーを装飾として配置し、暖かみのある空間を構成しました。
多くの方が来訪する大型オフィスビルにおいて、
沖縄の地域性を取り入れ快適な空間をご提供できたものと思います。
尚、デザイン支援では後藤横浜事務所のご協力を得ました。
設計:石川 正善、一瀬 暁洋
施工:外間 俊
デザイン支援:株式会社 後藤横浜事務所










